つまるところ
私をいつも前に進ませていたのは
「有名になりたい」といった夢や
「あの人が好き」といった恋愛感情ではなく
「殺してやる」という敵意だった
梅原英司×MAGES.×園心ふつう『Chaos;Child -Children’s Collapse-』より
(講談社シリウスコミックス 2017)
その女は最早少女でないにもかかわらず、
セカイに抗うだけの無邪気さを持ち合わせていた。
幸福とも呼べるし愚かでもある。
その女の、
傲慢で挑発的な、
純粋で鮮烈な意志は――
やがて断罪を超えひとつの結末へ至る。
楽園追放。
安息の地は二度と戻らない。