俳句

はじめに

突然ですが、俳句を作り始めました。
何か書きたいなーと思ったとき、小説ってストーリーが必要なのでネタが出なかったりすると時間がかかっちゃうんですよね。
今自分が感じたことをもっと瞬間冷凍で保存しておけないかなぁ、あと四季折々の描写が苦手なのでそこを克服したいぞ! ということで、新しい挑戦として俳句を始めました。
とはいえ飽きっぽい自覚はあるため、ひとまずの目標で50句作れたら公開するつもりでした。
50句できたので、10句ずつ順々に公開します!

 

 

1〜10句目
とりあえず季語入れとくか17音

準備ができたら始めようなんて言ってたら、
一生始まらないので、とりあえずパッションに任せる。

 

1

五月闇冷感のペンギンかき抱きて

国語の授業以外で人生で初めて作った句。
寝る前に失敗に気付いて、くよくよしながら冷感のペンギン抱き枕を抱っこしていた。

 

2

青時雨化粧(けはひ)の色も青むかな

雨の朝、化粧をしながら、夏も近いし化粧も涼しげな色にしたいなと思った。

 

3

さきざきで薔薇笑む車いすの友

車椅子の知り合いを想って作った。
その人と一緒に歩くといつも、普段は気付かない高さに咲いている花に気付く。
行く先々で花にあいさつされているようだった。
苦労の多い人だったから、幸せになっていてほしい。

 

4

就寝時自由奔放夏布団

朝起きると布団どっかいくよね! 多分寝てる間に暴れてる!
という句のつもりだったが、寝る前のフリータイムを満喫しているようにも見える。

 

5

夏の日や照りて誇らし新社屋

この日は仕事の句を作ると決めていた。

 

6

夏浅し揃いの菓子かじるオフィス

ハッピーバースデー我が社! で配られたクッキーを、
あっちの席でもこっちの席でも食っていた。なかよし。

 

7

初業務竹の子必死にメモを取り

のびざかり。

 

8

梅雨曇パンプスを脱ぐデスク下

ストッキング暑すぎ。

 

9

初鰹夕餉手付かず夜十時

「初鰹」と「夜十時」があれば「夕餉」は言わなくても通じたかもな。
張り切って初鰹買ってきたのに家族が帰らない! みたいなことを想像した句。
実際は8時に帰ってきました。

 

10

精査印書類茂らす緑かな

入力して精査して精査して精査するお仕事。
精査印は緑インクなので、チェック項目が多いと森みたいにワサワサする。
伝わりづらいね……。

 

俳句11~20

 

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